今日も女性コミュニティについての話をしてみたいと思います。
よく女性同士で、一緒にコミュニティを作ったり、ランチ会、お茶会、女子会など、「一緒にやっていきましょう!」と言って2、3人で共同開催していく場合がありますよね。
そのときに注意しておかないとあとにトラブルになりやすいケースを3つ挙げてみたいと思います。
1、会(コミュニティ)の目的、主宰者個々人の目的を理解しておく
2、お金(収益が発生した場合)の流れや主従の関係をはっきりさせておく
3、会の終わり方を事前に話し合っておく
具体的に見ていきますね。
1について、
会(コミュニティ)の目的を決めるのは当然なのですが、2、3人で開催していく場合、個人的な真の目的はそれぞれ違う場合があります。
例えば、
Aさんは、がっつりビジネスのリスト作りのため、
Bさんは、ゆるーく友達集めのため、
Cさんは、これから起業したいのだけどまだなにをやったらいいか分からないので情報集めのため、、、など。
いろいろな個人の目的があっていいのだけれど、複数人でやっていく場合、お互いの目的を知って理解しておかないと、微妙に会のターゲットがまとまらなかったり、方向性に食い違いが出てきたりしがちになります。
2について、
お茶会、ランチ会のみの収益ですとそんなに多くはないですが、それが大きなコミュニティになってきて、年会費、月額会費、オンライン課金制など金額が発生した場合、どういう流れや割合で共同主催者同士分配していくのか、
または、代表がだれで、副代表はだれでという立場的なものも明確にしておいたほうがいいですね。
一方が「一緒にやりましょう!」と言ってきたとしても、自分が代表でやりたいのか、自分が「副」というサポート的立場で一緒にやりたいのか、対等の立場で共同主催者ということで一緒にやりたいのか、
「一緒にやる」と言ってもいろいろな意味合いがあるので、そこをきっちりと確認しておいたほうがいいですね。
会やコミュニティが大きくなってきて、収益も大きくなってきたときに、だれかと「一緒にやっていく」場合、一番トラブルになりやすいのが、そうした立場や役職的な問題や金銭面になります。
3について、
1の会の目的にも通じますが、最終的にどの程度のコミュニティにしていきたいのか、
2、30人くらいのコミュニティなのか、数百人規模のコミュニティなのか、数千人のコミュニティなのか、ゴールをどうするかということも含めたことを話し合っておいたほうがいいですね。
一方は、数十年続くコミュニティを想定していて、
でも一方は、2、3年のつもり、結婚したらやめるつもり、数年して数百人規模になったらコミュニティを売却するつもり、、、
そんな2人の間で考え方のズレがある場合もあります。
ゴール設定や会の終わり方などについても共同主催者同士話し合っておいがほうが後々トラブルにはなりにくいです。
その他細かいこともいろいろとあるのですが、とりあえず、この3つは共同主催者複数人でコミュニティを立ち上げる場合には早めに話し合っておいたほうがいいですね。